他人の記憶力に責任は持てない

PS1とSSの話。

件の番組は観てないので記憶にあるだけ。当時大学生だったので業界知識などは当然無し、結果的に嘘ついてる可能性もそれなりにあるのでそのつもりで。

発売が早かった(前倒しにしたって話もあった記憶)SSが先行してたのは確か。ただ、報道ベースだと日米の温度差(GENESIS続投と32X)によるリソース不足があり、買う側としては定価の差(5000円)とnamcoの力技、3D格闘ゲームの人気(新規参入組も多かった)もあってPSが少しずつ伸び幅を増やしていったイメージがある(自分の贔屓目はある)。

100万台超えてSSが値下げでPSより安くなり、一時販売台数を巻き返したがすぐPSも追随値下げで30000切りとなる。この辺からサードパーティソフトの出方に少しずつ差がついてきたように思える。SS版の方が後発売だったり逆にPS版が後だけど完全版とか。

で、スクエアの参入が駄目押しになったのは(自分にはそれほど響かなかったけど)少なくとも世間的には確か。同時期にコンビニ販売がはじまり、売れ筋ソフトの入手性が上がったせいか、ソフトが買えないとかって話もあまり無かったような記憶もある。

で、VFやサクラ大戦などヒット作を抱えているとはいえ、自社ソフト頼みになってしまったSSがジリ貧に。無理な値下げでテコ入れをはかるも、すぐに追随される状況が続き、最後はドラクエ参入が駄目押しとなった。

ついでに言えばN64は途中参入、本体は安いのにハード赤字でもない(らしい)と有利な材料はあったものの、周回遅れの不利は否めず、またSEGAに輪をかけて自社ソフト依存が高いのとカートリッジソフトのコスト高でファンはそれなりにいても台数が伸びないままドラクエ取られて沈むことに。

結局先行組の次世代機(CD)イメージ刷り込みと、サード取り込みに全振りでPSが順当勝ちと。思い返すと規模はともかく、京都の会社がやってきたのと大して変わらんのよね。オンドルルラキッタンディスカ-とか言いたい気持ちは分からんでもないが、いちプレイヤーとしてはさもありなんとしか。